飲まなくていい!?大阪・宗右衛門町元ホストが語る今と昔の違い

飲まなくていい!?大阪・宗右衛門町元ホストが語る今と昔の違い

04/05 16:08
ホスキン

筆者と共に振り返るホストの今と昔!

ミナミ・宗右衛門町

大阪ミナミ、歌舞伎町、という地名でみなさんが
思い浮かべるのはどんなことでしょうか?

危ない・怖い・アングラな場所…
というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

また、ホストという言葉を聞いて
思い浮かべるのはどんなことでしょうか?

スジ盛り・金髪・派手なスーツ…といったところが
ホストのイメージとして上がりやすいのではないでしょうか。

そんなホスト像も、今や昔。
現代の繁華街は少しずつ変わってきているんです!

約10年ほど前に、大阪ミナミのホストクラブで
数年間働いていた筆者が、ホストクラブの今と昔をご紹介いたします!
 

大阪ミナミのホスト、今と昔の違い。

1.髪型

ホストのヘアスタイル

昔のホストと今のホストの違いでまず思い浮かぶのがヘアスタイル。
昔のホストはスジ盛り、M字バング、長髪、金髪・茶髪、メッシュや派手な髪の毛が主流でした。
とにかくスジ!頭の大きさが一回り以上大きくなるような髪型も多かった印象。

令和になった今時のホストはというと、スジ盛りを見ることは少なくなりました。
ナチュラルな髪色であることも多く、髪型も自然と盛ったものや、 パーマをあてたようなものも増えてきています。

雑誌に載っているイケメンモデルに居そうな見た目のホストが増えているため、
今までホストに興味のなかった女性や、ギラギラした感じはちょっと…と思っていた方にも
受け入れられやすくなってきているのではないでしょうか。

筆者の働いていた頃はミナミ中、どこを見てもスジ盛りギラギラのホストさんばかりで
仕事終わりの私服姿でも、頭を見るだけで「あ、この人ホストだな」なんてわかることもしばしば。

2.ファッション

ホストのファッション

昔のホストといえば、紫、白、ストライプ、総柄…etc、とド派手なスーツに
柄シャツやサテンのシャツを着て、ギラギラのバックル付きのベルトを締めて
胸元は大きく開けて、これまた派手なネックレスを光らせ、
靴は先が尖ったロングノーズシューズといったイメージ。

筆者が大阪ミナミのホストクラブで働いていた頃は
難波の方にそういったスーツの専門店もあり、派手な色のスーツが飾られていたりしました。

当時はクロムハーツやロンワンズなどのアクセサリーも流行っており
沢山のホストさん達が着けているのを見たことがあります。

では、現代のホストの服装はどうなのでしょうか。

スーツ着用のホストクラブもまだ残っていますが
私服で営業するというお店がかなり多くなってきたと感じます。

あまりギラギラとした感じはなく、雑誌に載っているイケメンモデルのようなファッションも多く、
昔のイメージとは大きく変わっています。

いわゆるホストっぽい見た目が苦手なあなたも、オシャレなイケメンなら
心を許してしまうかもしれませんね!

3.お酒の飲み方

お酒の飲み方

ホストクラブでのお酒のお酒の飲み方も今と昔では変わってきているようです。
一般企業でのコンプライアンスが重視されるようになった今、
ホストクラブでもコンプライアンスは重要視されているようです。

昔のホストクラブでは、ボトルをストレートで空けたり、
シャンパンコールで浴びるほど酒を飲み、顔を赤くしてフラフラになりながらも飲み続けたり、
アイスペールや、時にはシャンパンバケツに色んなお酒をちゃんぽんしてそれを一気飲み!

とりあえず一気!一気コールでどんどん流し込む!

ゲームで負けたら一気飲み!ゲームで負けなくてもなんとなく雰囲気で一気飲み!
なんか気に入らないから一気飲み!すぐヘルプ離れるなら一気飲み!…

そしてホストも女の子も飲まされぐでんぐでんに…なんて状況もよくありました。

中には気を失ったり、意識がなくなってそのまま救急車で運ばれたり…

アル中、という言葉が非常に近くにある世界でした。
お酒の飲み方

ですが、今のホストクラブではそういったことはほぼ無くなってきています。

無理に飲ませたり限界を超えた飲酒をすることなどは
ホスト側も女の子側もNGとなっているところが多く
お店のルールの中に「過度な飲み飲ませはご遠慮いただいております。」
といった文章が含まれていることも多いです。

筆者も、数年のホスト人生の中で
焼酎やテキーラ、ブランデーなどを直瓶一気なんてこともよくありました。

飾りボトルのシンデレラシューだって、あんなに可愛いのに
シャンパンバケツに全色放り込まれたら茶色くなってドブみたいな色になるんです。

そしてそれを一気…
飾りボトルだよこれ…飲んでもいいけどこれリキュールだから割って飲むんだよ…

なんて当時は思うこともなく、盛り上がることもあり気にせず飲んでいた記憶があります。
今となっては思い出すだけで胃が締め付けられる思いです…

とはいえ、こういった飲み方をさせるお客様は
“痛客”と呼ばれ、当時でも好ましい行為ではなかったことがわかります。

※今のホストクラブでは、こんなことをしたり、過度な飲み飲ませをさせると、
退店させられたりする可能性がありますので、くれぐれも真似をしないようにお願いいたします。
お酒は適量を楽しく飲みましょう!

4.ホストの人間性

ホストの人間性

やんちゃをしていた人がホストクラブで働き始めるということも
多い中、当時一人前のホストとして教育をするというシステムがきちんとある店は
あまり多くなかったように感じます。

ですので、昔はホストからの暴力や、女の子が酷い扱いを受けるなど問題になることもありました。
売上が低かったり、気に入らないホストをいじめたり、繁華街ではホスト同士が喧嘩したり、
悪質なキャッチが横行したり…などもありました。

それはテレビでも取り上げられるほど深刻な問題であったと認識しています。

そのため、ホストクラブにネガティブなイメージを持っている方も多いのだと思います。

しかし、現代のホストクラブでは、そういった時代を生き抜いてきた方々
当時のホストクラブの悪いところ、その中でもあった良いところを
しっかりと若い子たちに伝え、教育することで、しっかりとしたホストの方が多くなったと感じます。

それに伴い、大阪ミナミの環境もすっかり様変わりして良くなってきたのではないでしょうか。

5.客層

ホストクラブの客層

これまで、昔のホストクラブと今のホストクラブの違いをいくつかご紹介してきた中で
昔のアングラなイメージがかなり変わってきたことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

更に、現代のホストクラブで働く方の中には
雑誌モデルであったり、芸能活動をしている方も多く、
また、SNSの普及によりホストが一般の女性にも広く知られつつあります。

ホステス、キャバ嬢、風俗嬢、経営者などが客層に多かった昔ですが
現代のホストクラブでは、夜の業界とは全く接点のなかった女の子が
お店に通うといったことが、増えてきています。

6.まとめ

平成から令和にかけてのホストクラブについてご紹介してまいりましたが
みなさんのホストのイメージはどうなりましたか?

今やホストクラブはアングラなイメージを払拭し、
安全に楽しく飲めるお店となってきています。

もし、ホストクラブに行ったことがないけど興味があるという方がいらっしゃいましたら
初回で店に足を運んでみてはいかがでしょうか。

それでは楽しいホストライフをどうぞ!

ホスキン